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【第2回】取っ掛かりに漫画『インベスターZ』を読んだ感想

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 正直、お金を上手に使って増やすといっても具体的なイメージが掴めない。

 

 資産運用、株、投資信託、FXについても大損する怖いイメージしかない。外貨預金や定期預金くらいならやっているが、私の僅かな貯蓄はほとんどあが銀行預金。利息なんて無いも同じだ。

 

 最初から難しい本を読んでも分からないことだらけだし、軽く最初の一歩を踏み出すために漫画でざっくりと楽しく勉強しようと思って、三田紀房さんが描いている『インベスターZ』を読んでみました。(三田紀房さんは、東大受験を扱った『ドラゴン桜』が有名ですね。

『インベスターZ』のあらすじ

 

進学校を舞台に描かれる、“人間にとって一番大切なもの”——。
札幌にある超進学校・道塾中学高等学校。トップの成績で入試をパスした財前孝史(ざいぜんたかし)は、頭の良さこそ目立ってはいるが、野球部ではそこそこの活躍をし、家では趣味のゲームに打ち込む普通の中学1年生——になるハズだった。
あの日、学園の秘密を知るまでは——。

引用元:インベスターZ/モーニング/講談社
 

  主人公、財前孝史が入学した札幌にある超進学校・道塾中学高等学校は学年トップ成績の生徒で構成された道塾学園投資部の運用益によって運営されています。運用成績はすごく、生徒の入学金ゼロ、授業料タダ、校舎や設備も豪華!

 もう一度いいます、これら学校を運営する費用をすべて道塾学園投資部の運用益によって賄っているのです。

 そして、株や投資などまったく知らなかった主人公の財前孝史が投資部に入り成長していく物語です。

 

 最初の3話が講談社の公式ホームページで読むことができます。

morning.moae.jp

 

まったくの素人の私には為になったし、漫画としても面白かったが…

 『ドラゴン桜』でもそうでしたが、知識のない状態の主人公がカリスマ指導者によって教えられ導かれていくお話なので、読者も一緒にお勉強できるのが良いところですね。

 

 株とは何かを歴史から紐解き教えてくれ、どうして一般市民も資産運用しなければいけないのかも説明してくれます。また、株以外にもFXも扱っていました。

 

 そして、偉大な投資家ウォーレン・バフェットの名言などを織り交ぜてどういう姿勢で取り組まなければいけないのかズバーンとぶつけてきます。このあたりの手法もテーマが受験と資産運用が違うだけで『ドラゴン桜』と同じですね。 

 

 「なるほどな。」と思えることも、「うーん強引だしどうかな?」と首をひねることもありますが、そのあたりは今後詳しく自分で勉強して解決するべきなのでしょう。

 

 あと、この『インベスターZ』大きく分けて2つのパートに分かれています。「歴史パート」と「現代パート」です。「歴史パート」では道塾学園投資部がどういう経緯で創設されて、どんなに凄い投資を行ってきたかを描いています。(これが今後のストーリーの伏線になってきます。)「現代パート」では主人公が物語の中で実際に株やFXで資産を運用して勝ったり負けたりします。(もちろん、資産運用以外の出来事もありますよ。)

 

 読み進めていくと、「株を勉強したい。どうしたらお金を上手に使って、上手に増やせるか具体的な方法が知りたい。」と思っている私には物足らなくなってきました。

 

 それは「歴史パート」では歴史の出来事によって株が乱高下してそれを上手に推理して儲けていくのですが、どうしても後出しジャンケンのように見えてしまう。ちゃんと、この事柄から先々を見通せたから凄いんだと論理だてて構成されていますが、実際にその場にいてその判断ができるかというと疑問が生まれます。

 

 そして「現代パート」で主人公たちが実際にほぼ読み手と同時間軸で資産運用していくのですが、こちらの資産運用の根拠はフワフワしてるんですよ。最終的に主人公が売り買いをするときの判断が閃きだったり、お化けの声だったり。。。

 

 最初の取っ掛かりとしてはとても勉強になりました。資産運用や株、FXがどういうものかも読む前より理解できました。

 漫画としてもハラハラしたりドキドキしたりワクワクしたり楽しく読めました。

 ただ、具体的にこれで上手にお金を増やせるかといったら無理ですね。

 

 そりゃ当たり前だ。漫画読んでお金が増やせたら貧乏人なんていないですね。

 

最初の一歩としては十分。これからシッカリ勉強しよう!

 概要は分かりました。

 そして、やっぱりリスクがあることも。

 

 そして、この漫画の良かったことは参考資料や株や資産運用を勉強するのにおすすめ本がのっていること。

 

 そのあたりの本をまずは読んで、具体的にお金を増やすイメージを作っていきたいと思います。

 

ちなみに。。。

 『インベスターZ』を読んでいたら、前澤 友作さんホリエモンが登場してきました。

 

 やはり、この二人はお金を上手使って上手に増やす代表格なんですね。

 漫画でも厳しいことをビシバシ言っておられました。

 

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